日本ハム・栗山監督 4時間超ゲームも今季初勝利「丁寧に野球やってくれた感じあった」

3回に勝ち越し2点タイムリーを放った日本ハム・野村

日本ハムが27日の楽天戦(楽天生命パーク)を9―4で勝利。開幕2戦目で今季初白星を飾った。

初回一死三塁から近藤の内野ゴロで先制点を奪うと、1点を追う3回には、一死二塁から近藤が同点打、二死満塁から野村が右中間へ2点適時二塁打を放つなど3点を加えた。「(打ったのは)真っすぐ。チャンスでしっかりと打つことができてよかったです」(野村)

打線はその後6、8回、9回にも加点。楽天を突き放した。

投げてはプロ6年目の先発左腕・加藤が粘投を見せた。楽天・太田に二回、一時逆転となる2ランを許したものの、その後は要所を締める投球。5回を7安打2失点で切り抜けると、中盤からは小刻みな投手リレーで粘る相手を振り切った。

4時間26分の長い試合を終えた栗山監督は、「まだまだいっぱい反省材料もあるけどまず一つ取って。明日から選手も落ち着いてやってくれると思う」と笑み。「(選手は)やらなきゃいけないことを意識しながら集中してくれている。一球一球丁寧に野球をやってくれた感じはあった」と最後まで勝利の喜びを噛みしめていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社