最年少DF中野伸哉が〝先輩〟久保から金言「敬語じゃなくていいよ」

練習する日本代表。一番右が中野伸哉

U―24日本代表DF中野伸哉(17=鳥栖)が〝日本の至宝〟から金言を送られた。

年代別の日本代表として活躍してきた中野は、今回初めて東京五輪世代のメンバー入り。周りは先輩選手ばかりだが、27日のオンライン取材では、MF久保建英(19=ヘタフェ)からは「話しかけられた時に『敬語じゃなくていいよ』って。『俺も先輩に敬語じゃないから』って言われた」と明かした。

今季はJ1鳥栖でリーグ戦に6試合連続先発出場を果たすなど、国内で着実に実力を伸ばしつつある。しかし、海外組の存在は大きな刺激になっており「建英くんとか海外でやっている選手を身近で見れているのはいいこと。僕も早く海外で活躍できるように頑張っていきたい」と目を輝かせる。

当初はパリ五輪出場を視野に入れていたものの、今回の招集で東京五輪出場の可能性も出てきた。ただ、当の本人は「来年に海外移籍して、そこでも活躍して2~3年後にはA代表に入って活躍するのが目標」とさらなる高みを見据える。

シンデレラストーリーの実現へ。まずは29日のU―24アルゼンチン代表(北九州)との一戦で爪痕を残したいところだ。

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