フェルスタッペンが最速タイム。角田裕毅は13番手【タイム結果】F1第1戦バーレーンGPフリー走行3回目

 2021年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは5番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは3番手、角田裕毅は13番手となっている。

 気温38度、路面温度48度いうコンディションで現地時間15時にセッションがスタート。グランプリ初日に7番手タイムを記録した角田がソフトタイヤを履いて最初にコースへ出て行き、インスタレーションラップを行った。

 その後開始から10分を迎える頃にはFP2でマシンバランスの悪さを訴えていたバルテリ・ボッタス(メルセデス)もソフトを履いてコースイン。ボッタスは一度タイムを記録するが、トラックリミット違反で抹消された。その後チームメイトのルイス・ハミルトンがソフトタイヤで1分32秒933をマークしたが、ボッタスはこのセッション中に何度かトラックリミット違反でタイムを抹消されている。

 レッドブル・ホンダ勢はともにハードタイヤを装着し、ペレスは1分33秒764。フェルスタッペンはセクター1と3で自己ベストタイム、セクター2で全体ベストタイムをマークし1分32秒617とトップタイムを更新した。

 セッション開始とともにコースで出た角田は、折り返しを前に再びコースイン。同じようなタイミングでガスリーもようやく走り始めると、ソフトタイヤで1分32秒739とフェルスタッペンから0.1秒差の2番手につける。その後ガスリーはさらにタイムを縮め、1分32秒321でトップに立った。

 残り時間20分を切ると、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)がミディアムでトップに立つも、すぐにソフトのボッタス、ハミルトンらがそれを上回る。終盤は各車がタイムを更新するなか、フェルスタッペンは新品ソフトを投入して前日のベストタイムを0.3秒上回る1分30秒577をマークした。

 このままフェルスタッペンがトップでセッションは終了し、2番手にハミルトン、3番手にガスリーというトップ3となった。4番手以下はボッタス、ペレス、サインツJr.、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ダニエル・リカルドとなっている。

2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

■2021年F1第1戦バーレーンGPフリー走行3回目 リザルト

Pos. No. Driver Team Time Laps

1 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’30.577 11

2 44 L.ハミルトン メルセデス 1’31.316 14

3 10 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1’31.583 13

4 77 V.ボッタス メルセデス 1’31.855 16

5 11 S.ペレス レッドブル・ホンダ 1’31.908 11

6 55 C.サインツJr. フェラーリ 1’32.108 16

7 7 K.ライコネン アルファロメオ 1’32.224 15

8 31 E.オコン アルピーヌ 1’32.423 11

9 18 L.ストロール アストンマーティン 1’32.431 13

10 3 D.リカルド マクラーレン 1’32.477 12

11 16 C.ルクレール フェラーリ 1’32.482 17

12 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1’32.500 11

13 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1’32.709 15

14 5 S.ベッテル アストンマーティン 1’32.755 15

15 14 F.アロンソ アルピーヌ 1’32.820 15

16 4 L.ノリス マクラーレン 1’32.860 10

17 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’33.323 14

18 47 M.シューマッハー ハース 1’33.422 14

19 9 N.マゼピン ハース 1’33.622 14

20 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’33.959 16

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