元大宮市長・新藤享弘さん死去、お別れの会に500人参列 誰よりも大宮愛し、3市合併の苦労を見せず

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関係者約500人が参列した新藤享弘元大宮市長のお別れの会=27日午前、さいたま市大宮区のパレスホテル大宮

 旧大宮市長を3期務め、さいたま市合併に尽力した同市名誉市民で、昨年12月に88歳で亡くなった新藤享弘さんのお別れの会が27日、埼玉県さいたま市大宮区のホテルで開かれた。遺族主催で、旧大宮市役所時代の関係者ら約500人が参列して故人をしのんだ。

 長男真史さん、長女ひとみさんら遺族を代表して新藤信夫さいたま市議が冒頭にあいさつ。大野元裕知事、清水勇人さいたま市長、立憲民主党代表の枝野幸男衆院議員、自民党の牧原秀樹衆院議員らが弔辞、お別れの言葉を述べ、参列者一人一人が祭壇に献花した。

 新藤元大宮市長は1990年8月から同市長を3期10年9カ月にわたり務めた。2001年5月の大宮、浦和、与野の旧3市によるさいたま市合併に尽力し、03年4月に名誉市民として顕彰された。市町村合併功労者として総理大臣表彰を受賞している。

 旧大宮市長時代に秘書を10年にわたり務めた元西区役所区長で市代表監査委員の大矢幸子さん(67)は「誰よりも大宮を愛していました。厳しい面もありましたが、優しく思いやりのある方でした。3市合併のすり合わせは大変だったと思いますが、私どもには見せませんでした。昨年11月に電話で話したのが最後でした。本当にお疲れさまでした」と話していた。