「ダウンタウン」の松本人志（５７）が２８日放送の「ワイドナショー」（フジテレビ系）に出演。情報番組「報道ステーション」の新ウェブＣＭが女性蔑視だとして炎上した件について言及した。
同ＣＭには若い女性が画面に向かって話しかけており「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」などといったセリフが炎上。「ジェンダー認識が欠落している」などとする批判コメントが寄せられた。
これを受け報道ステーションの公式ツイッターでは「幅広い世代の皆様に番組を身近に感じていただきたいという意図で製作しました。世界的に見ても立ち後れが指摘される中、議論を超えて実践していく時代にあるという考えをお伝えしようとしたものでしたが、その意図をきちんとお伝えすることができませんでした」とつづったうえで「お詫びするとともに、このＷｅｂＣＭは取り下げさせていただきます」と謝罪した。
松本は「クレームを受けて『はい、すいません。止めます』じゃ、本当の解決になっていない。何とかあのＣＭを使えるように議論しないと。ジェンダーのことでぐあって言われたら謝るしかないっていうこの状況が絶対良くない。現に僕もジェンダー問題を語りたくないという気になっている。ジェンダー問題をぐあって言ってくる人はこの状況を望んでるんですかね」と指摘。
続けて「だから、もっと戦って欲しいんですよ。（流した方が）謝って終わり、訴えた側も『はい、止めさせた』っていうのがね。そこがゴールじゃないだろ」とツッコんだ。
