優勝のビニャーレス「持っているポテンシャルを正しく生かした」/MotoGP第1戦決勝トップ3コメント

©株式会社サンズ

 MotoGP第1戦カタールGPの決勝レースがロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、優勝したマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2位のヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が会見に出席。開幕戦のレースを振り返った。
 

■マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)決勝/優勝

「どうしていつもスタートが難しいのかはわからない。フロントロウは複雑だった。(2番グリッドスタートの)ファビオ(・クアルタラロ)がウイリーするのを見た。僕たちは二人ともウイリーをしてしまったんだ。特に、4速のあたりで周りのライダーが僕たちを追い抜いていくのを見た。これは改善すべきところだね。今の優先事項だ。だって、トップ付近を走っていられるなら、レースはさらに楽になるだろうからね」

「でもそのあと、集中してオーバーテイクを開始した。特に1周目のセクター2のあと、バイクのフィーリングはよかった。バイクにすばらしいポテンシャルを感じたよ。そして、オーバーテイクをしようとした。何度か、特にファビオのオーバーテイクではかなり接近したものだったね」

「とにかく、チームにおめでとうと言いたいよ。僕たちはレースに向けてきっちり準備をしてきたんだ。ポテンシャルがあるってわかっていた。そのポテンシャルを正しく活用したんだ。もちろん、まだ改善点はたくさんあるよ。それに、次のレースのためにもさらによくしていかないといけない。ライバルたちはさらに強くなるだろうからね。でも今日は満足している。そして明日からはまた、レースに向けて取り組んでいくよ」

「コーナリングスピードはすばらしいと感じているよ。週末を通じて、こういうコーナリングスピードで走ろうとしていたんだ。また、ヤマハはフロント部分についてとても懸命に作業をしてくれて、それがうまくいった。それに、(テストライダーの)カル(・クラッチロー)がかなり懸命に取り組んでくれたんだ。特にカルと僕はライディングが似ている。多くを理解する助けになった。彼にはホンダやドゥカティの経験があるわけで、いいアドバイスをくれた。僕たちはまだまだ、だけどね。ほんとにがんばって取り組んでいかないといけない。だってこれはまだ開幕戦だから。地に足をつけて次戦も取り組んでいって、速く走れるようにしたい。特に、スタートだね」

■ヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)/決勝:2位

「今日はスタートからすばらしいレースだったよ。僕はジャック(・ミラー)をできるだけ早くオーバーテイクしようとしていた。(ホルヘ・)マルティンのスタートもすごかった。マルティンは僕をオーバーテイクして、僕も彼を交わそうとした。あまり後退はできなかったからね。でもとにかく、1周目はすごかった」

「それからペッコ(※フランセスコ・バニャイアの愛称)のペースはなかなかよかったね。僕たちは速かったし、トップを走るのに十分なペースだった。でも同時に、最後までうまく走れるようにできるだけコントロールしていたよ」

「けれどビニャーレスが後方から追い上げてきて、彼にアドバンテージがあることがすぐわかった。ビニャーレスはうまいポイントでペッコをオーバーテイクしたんだ。フィーリングはよかったから僕はマーべリックを追いかけようとしたんだけど、このときからペースが上がっていった」

「そこからタイヤに負担がかかりすぎて、最後の4周から3周くらいにはちょっと厳しい状況だったね。最終ラップではタイトなラインを走るように全力を尽くしたよ。ジョアン(・ミル)が僕のすぐ後ろにいたからね。15コーナーで彼が僕をオーバーテイクしたけれど、バイクのおかげでストレートで彼を抜き返すことができたんだ」

「カタールでの表彰台は、全クラスとおして初めてなんだよ。チームについてもバイクについても、自信はすでにしっかりある。シーズン前にはもう、チームにもバイクにも優勝できる力があるってわかっていたんだ。このカタールはドゥカティにとって相性がいい。だから、そのメリットを生かすことができてうれしいね。もしチャンスがあるのならチャンピオン争いがしたい。でも今はただすごくうれしいし、きっと明日はデータの分析をすることになるだろう」

■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/決勝:3位

「2020年を振り返ると、シーズン後半はとても苦戦していたしかなり転倒をしていたから、最高の形で開幕戦を終えられたと思う。オフシーズンに僕を成長させてくれたすべての人に感謝したい。テストではすごくうまくいっていたのだけど、この週末はレースに向けて取り組むことができなかったのが残念だった」

「フリー走行2回目は走るのに適した時間だ。でも、予選でQ2にダイレクト進出をするためにアタックをしないといけなかった。フリー走行4回目ではレースの状況と同じとは言えなかったし。今日はコンディションが変わってしまって、難しかったよ」

「レースでは最後まで安定したペースで走れると思っていたけれど、たぶん低い気温と風のせいで、15周目くらいから苦戦し始めた。トップをキープしようとしたけれど、マーべリックのペースがすごかったね。彼に交わされたあとは後ろについて走ろうとした。でも、次第に離されていった。来週は少し、作戦を変えないとね。レース序盤は少しペースを抑えて、誰かの後ろについて走るかも。第2戦に向けてデータを確認しないと」

「最終ラップは危険を冒したよ。ヨハンとジョアンに危険を承知で挑んだんだ。ジョアンが最終コーナーでワイドになったのを見て、昨日の予選以上にかなり限界を超えて攻めたよ。ヨハンをオーバーテイクすることはできなかったけどね」