中上貴晶「レースに向けて自信があったので、本当に申し訳ない気持ち」/MotoGP第1戦カタールGP決勝

 3月28日、2021年MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラスの決勝がカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)はリタイアに終わった。

 中上は前日の予選Q1をトップタイムで通過し、続く予選Q2で11番手タイムをマーク。決勝前に行われたウォームアップ走行では5番手に入る好走を見せたが、決勝では混戦のなかペースを発揮することができずオープニングラップで順位を落としてしまった。

 11番グリッドからスタートした中上は、5周目時点で17番手に。そして7周目の9コーナーで転倒を喫しリタイアとなった。

 連戦となるMotoGP第2戦ドーハGPは、同じロサイル・インターナショナル・サーキットで開催。中上の巻き返しに期待したい。

■LCRホンダ・イデミツ中上貴晶 決勝リタイア
「完走できず残念でした。あまり話すことはありません。一生懸命仕事に取り組み、昨日は大きく前進しました。今日のレースに向けて自信があったので、チームには本当に申し訳ない気持ちです。ミスをしたのかどうかはわかりません。データではおかしなフィーリングはありませんでした。とにかく、どうして9コーナーで転倒してしまったのか原因を理解しなければなりません。幸い僕は無事です。次のドーハGPまで数日の休みがあるので準備はできると思います。チームに謝罪したいです。次戦はいい結果を残さなければなりません」

2021年MotoGP第1戦カタールGP決勝 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第1戦カタールGP決勝 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)
2021年MotoGP第1戦カタールGP決勝 中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)

© 株式会社三栄