ヘタフェ久保建英の来季所属クラブは白紙? スペインメディア「不確実」

久保建英

スペイン1部ヘタフェのU―24日本代表MF久保建英(19)の去就が宙に浮いていると、同国メディア「FICHAJES」が28日に報じている。

同国1部レアル・マドリードからビリャレアルを経て1月にレンタルで加入した久保について、同メディアは「日本人は今シーズン2つのチームに所属したが、規則性に欠けている。そのため、次のシーズンの将来はかなり不確実と思われる」と報道。いずれのチームでもプレー時間が限られていることで来季をどうするかは、白紙の状態と伝えている。

その上で「スペインに戻ってきてからは質の高いプレーを見せ、将来に大成する可能性を秘めた19歳の選手。日本人は継続性を重視するが、彼がRマドリードでは難しいようだ」と指摘。成長するため、久保はコンスタントにプレーする機会を望んでいるものの〝白い巨人〟では、実現できないという。

さらに同メディアによると「彼のために別のレンタル先を除外することはできない」とし、来季も他クラブでプレーするしかないという。

現在7位のビリャレアルや14位のヘタフェでもレギュラーになれなかったことからも、海外クラブやスペイン2部や実質3部のRマドリードBでプレーする可能性も出てきそうだ。また、他メディアは、資金難のRマドリードが今オフに久保を売却する可能性を報じるなど、様々なプランが浮上しており、今後の動向が気になるところだ。

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