【K―1】10年ぶり復帰戦でKO勝利の京太郎が重量級3階級制覇宣言

一夜明け会見に臨んだ京太郎

立ち技格闘技「K―1」の年間最大興行「K’FESTA.4」の一夜明け会見が29日に都内で行われ、ボクシングから10年ぶりに復帰した京太郎(34)が、まさかの重量級3階級制覇を宣言した。

28日は実方宏介(23)と対戦。1Rは自身がボクシングに転向している間に流行したふくらはぎを狙う蹴り技「カーフキック」に出鼻をくじかれる場面もあったが、攻勢に出た2Rはパンチで2度ダウンを奪い25秒でKO勝ちを収めた。その試合を「カーフかい! ムエタイがカーフ蹴るんかい!思いましたけども。とりあえず第一歩が踏み出せてよかったかと思います。ボクシングとK―1の違いをずっと考えていましたけど、面白いな、新鮮やなって思うことがありました。やはりキックは難しいな、と」と振り返った。

この会見前に、K―1で新たに100キロ超のスーパーヘビー級が設けられ、無差別だったヘビー級が100キロ以下になることも発表された。京太郎は前日計量を105.4キロでクリアしていたが、冗談めかしながら「じゃあ、武尊選手みたいに3つ制覇したろうかな」とニヤリ。90キロ以下のクルーザー級も含め対応できるとして「どの階級でもやったろうかなと」ぶち上げると「あと1、2試合はお手軽プランでお願いします。どうせいつかタイトルマッチするんで」と不敵に話していた。

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