森鴎外の随筆原稿2点発見

北九州の新聞に寄稿

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森鴎外が明治時代に寄稿した和気清麻呂に関する随筆の原稿(森鴎外記念館提供)

 文豪森鴎外の出身地である島根県津和野町は29日、鴎外が明治時代に北九州市の新聞に寄稿した、奈良時代から平安時代にかけて活躍した貴族の和気清麻呂に関する随筆の原稿2点を見つけたと発表した。4月13日から同町の「森鴎外記念館」で始まる企画展で公開する。

 町によると、鴎外は1902年、福岡県門司市(現北九州市)の新聞「門司新報」に依頼され、和気清麻呂の生涯や北九州市の「足立山」にまつわる伝説などについて調査し、随筆を寄稿した。

 その後鴎外は東京に戻り、翌03年に追加の考証を反映させた新たな随筆を寄稿。いずれも鴎外の本名「森林太郎」の名前が記されている。