主演・野村萬斎 映画「七つの会議」地上波初放送

(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

TBSでは今夜8時57分から、『映画「七つの会議」』を地上波初放送する。

「陸王」、「下町ロケット」、そして「オレたちバブル入行組」などの半沢直樹シリーズほか代表作は数知れず。企業の矛盾、そして働く人々の葛藤や絆など身近な視点を題材に、痛快でありながらエンターテインメントとミステリーが絶妙に融合した小説を生み続ける作家・池井戸潤。その作品群のなかでも“傑作”との呼び声が高いクライムノベル「七つの会議」。2019年に映画化され、21.6億円の大ヒットを記録した本作が、満を持してついに今夜、地上波ゴールデン初放送となる!

主演は狂言界の至宝にして、俳優としても唯一無二の存在感を放つ野村萬斎。そんな彼が、捉えどころのない自由奔放な顔と、信念を貫く強い心を併せ持つ主人公・八角民夫を演じる。さらに、共演には今まで池井戸作品を支えた重厚かつ、超豪華な俳優陣が勢揃いした。

監督は、その確かな演出力とエモーショナルな映像表現が高く評価される福澤克雄。池井戸作品のドラマ化を数多く成功に導いたその手腕で、キャラクターの複雑な心情変化を緻密に、ストーリー展開をダイナミックに描き出す。さらに、主題歌はロックの時代を作り、そして変革し、様々な人々の人生に影響を与え、自ら進化し続ける“ロック界最重要アーティスト”ボブ・ディランのバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。日本映画への楽曲提供はノーベル文学賞受賞後、この作品が初である。

「結果がすべて」そんな考え方が続くある企業。きっかけは社内で起きたパワハラ騒動だったが、そこに隠されたある謎が会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがすことに・・・。

今夜の地上波初放送にあたって、主演の野村萬斎から特別メッセージが寄せられた。

「働く事」の正義とは? そして守るべき信念とは何か? 現代に生きるすべての日本人に捧ぐ、企業犯罪エンターテインメント!

(C)2019 映画「七つの会議」製作委員会

<主演・野村萬斎コメント>

原作・池井戸潤、監督・福澤克雄という『半沢直樹』のタッグの映画ですから、去年の大旋風から半沢ロス続きの方には、おなじみの役者さんたちの違うストーリーでの活躍ぶりをぜひ、ご覧いただきたいです。私自身も、その世界観でまた違ったヒーロー像を皆さんと一緒に作れたのではないかと思っております。新年度を前に、ぜひとも、この映画を見て活力をもっていただければと思います。

■あらすじ

都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。

トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果第一主義の方針の下で部員が寝る時間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。

ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。

そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島万二(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で成績を上げられず場違いにすら感じる原島。

誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた・・・。

■番組概要

[タイトル]『映画「七つの会議」』

[放送日時]3月30日(火)よる8:57~11:12

[番組公式サイト]https://www.tbs.co.jp/program/nanakai_20210330/

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