【新日本】KENTA最愛のパートナー「棒」が連日の大活躍 YOSHI―HASHIに続き後藤も粉砕

KENTA(左)はこの日も棒とともに後藤相手に大暴れした

新日本プロレス29日の後楽園ホール大会で、KENTA(40)が棒とともに大暴れした。

KENTAはかねてよりYOSHI―HASHIの持つ如意棒に好意を寄せており、21日仙台大会でついに略奪に成功。SNS上で〝真剣交際〟を報告し、28日群馬大会ではその棒でYOSHI―HASHIを殴打し勝利を収めていた。

この日もCHAOSとの10人タッグマッチに出撃したKENTAは、棒奪還を狙うYOSHI―HASHIに「ブス」と暴言を吐きながらナックルを浴びせるなどやりたい放題だ。試合終盤に石森太二(38)と後藤洋央紀(41)の攻防となると、高橋裕二郎(40)とともに介入。裕二郎がレフェリーの目を引き付ける際に後藤を棒で殴打し、石森の勝利をアシストした。

YOSHI―HASHI、後藤とNEVER6人タッグ無差別級王座保持者(もう1人は石井智宏)を立て続けに撃破。公私の充実ぶりがハンパではないKENTAは、バックステージで棒をイスに座らせ「見た? バレットのチームワーク見た? そんで、俺たちの東京お披露目見た? 似合ったろ? 棒ちゃんと毎日、長いことフェイスタイムで話して、いかにあのブス…YOSHI―HASHIが棒ちゃんにひどいことをしてたか」と語り始める。

「ファンクラブの撮影会で棒ちゃんが嫌がってるのに、無理やり一緒に連れてって、どこの誰かも分かんねえような、ファンか誰かも分かんねえヤツらに無理やり体を触らせて…。嫌がってんのに、そんなことあっていいの? 完全なる撮影会ハラスメントだろ」と元保有者の行き過ぎた私物化を告発。棒も時折怒りに震えながら「アイツマジデブス」と、KENTAに似た声で相槌を打った。

仮にその話が本当だとすれば、棒は新たな所有者によって救済されたと見ることができる。KENTAは「女性の気持ちを無視して、そんなヤツにな、簡単にな、二度と返すわけねえんだよ。こいつ、俺の女。分かったね? 今日俺が結局なにが言いたいかっていうと…」と永遠の愛を誓うと、棒と声を合わせ「ヨシハシハブスッテコト」と結論付けた。

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