路面電車の「現金」乗り換え あすで終了 ICカードは適用継続

 長崎電気軌道(長崎市)は3月末で、路面電車の停留場「新地中華街」(銅座町)と「市民会館」(魚の町)で配布している紙式の乗換券の配布を終了する。4月からは現金での乗り換えができなくなり、交通系ICカード利用者には適用を継続する。
 同カードは乗降時に読み取り機にかざせば、自動適用される。ただし条件は1回目の降車から2回目の乗車までが30分以内。カード1枚で複数人数の運賃を精算する場合や、残高不足のため運賃全額をカード1枚で精算しない場合などは適用されない。

 


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