パチンコ店で窃盗 3等陸曹を懲戒免職処分 陸自相浦駐屯地

 陸上自衛隊相浦駐屯地(佐世保市)は29日、パチンコ店で客のかばんなどを盗んだとして陸自水陸機動団第2水陸機動連隊の男性3等陸曹(28)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
 同駐屯地によると、3曹は昨年4月8日、同市内のパチンコ店で隣の席に座っていた客のかばんや現金など計6万円相当を盗んだ疑い。3曹は盗んだかばんを川に投げ捨てたが、現金は盗んでいないと一部容疑を否認。被害額は弁済している。
 3曹は「自分の小銭入れをとられたと思い、仕返しのつもりでやった」と話しているという。武者利勝同連隊長は「二度とこのようなことがないよう指導を徹底する」とコメントを出した。


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