Ken Yokoyama、7th フルアルバム 「4Wheels 9Lives」リリース決定!

Ken Yokoyamaが昨年レーベル直販作品としてリリースしたミニ・アルバムと「対」となるフルアルバムのリリースが決定。

昨年9月に1st Mini Album「Bored? Yeah, Me Too」、今年1月には自身初のライブ盤「BECAUSE IT’S 2020」と、立て続けにリリースし絶賛ロングセラー中のKen Yokoyamaが、早くも新作をドロップ。

2018年に未発表曲などを集めたセルフコンピレーション・アルバム「Songs Of The Living Dead」をリリースしているが、オリジナルアルバムとしては「Sentimental Trash」以来実に約6年ぶり、待望のフルアルバム『4Wheels 9Lives』が完成。

「Bored? Yeah, Me Too」のリリースインタビューでも明かしていたように、本作は、全作と並行して曲作りが進められていた作品で、楽曲は世に排出した数ある作品の中でも、どこを切り取ってもKen Yokoyamaの真骨頂が発揮された作品で、無駄を削ぎ落としたサウンドが気持ちいい楽曲群となっている。

アルバムのオープニングを飾る「I'm Going Now , I Love You」から紛うことなき横山節が展開。どれも平均2分半という短い時間で駆け抜けていくのだが、特に「Forever Yours」で聴くことができるドラマチックな楽曲構成には唸らされる。そして、ライブではすでにお馴染みのミドルテンポのナンバー「Helpless Romantic」も遂に音源化。ライブがまともにできない今、満員のライブハウスで汗だくになりながら聴いていた曲が収められていることがうれしくてならない人も多いだろう。

そして、『4Wheels 9Lives』と名付けられた本作&リード曲となる同楽曲。あまり聞き馴染みのないフレーズだが、4Wheels=バンド、9Lives=不死身、をそれぞれ表現しており、歌詞では<オレ達は 何度死んでも 死の淵から 戻ってくるのさ>(日本語訳)と 宣言し、最後には<あいつらが狙っているターゲットは すでに一個前の オレの屍>と自身が新たなフェイズへと進んでいることを示唆している。コロナに伴う状況は未だに先が見えない。しかし、横山は落ち着いている。闇雲に自身の存在をアピールすることなく、来たるべき その日に向けて爪を研ぎ続けているのだ。

Ken Yokoyamaの今を詰め込んだ2015年以来となる 7th フルアルバム『4Wheels 9Lives』は5月26日(水)発売。また今回のアルバムは初の2形態での発売、CD+DVDの方には『Shot at OPPA-LA』と題した映像作品が収録。今作と「対」となる前作「Bored? Yeah, Me Too」と今作「4Wheels 9Lives」からの楽曲を江ノ島OPPA-LAで、シューティングした作品となっている。

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