KAT-TUN・上田竜也が謎の道具屋に!「ネメシス」で櫻井翔とドラマ初共演

KAT-TUNの上田竜也が、日本テレビ系で4月11日にスタートする連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10:30)に出演することが分かった。

広瀬すずと櫻井翔主演で、完全オリジナル脚本となる本作では、天才すぎる助手・美神アンナ(広瀬)とポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決。無関係なはずだった事件が連鎖し、驚がくの真実が浮かび上がっていく、新時代の「探偵物語」だ。2人が働く「探偵事務所 ネメシス」のCEO・栗田一秋役で江口洋介が共演し、勝地涼、中村蒼、富田望生も出演。「SR サイタマノラッパー」シリーズなどの入江悠氏が総監督を務める。

上田が演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある、映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、更には合言葉を言わなければならない。いくつものセキュリティーを乗り越え、たどり着いた場所は、窓はなく、何に使うのだかよく分からない機材や工具に埋め尽くされた、まるで地下の要塞。そして、部屋の至るところに、ホラー映画のグッズやチェーンソー、血まみれの斧、そして、あの有名なホッケーマスクなど、星の趣味が垣間見られる小物があふれている。

そんな“強烈な部屋”で仕事をする星に依頼をするためには、ある“鉄の掟(おきて)”を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる。星は無類の駅弁マニアで、部屋でひと際目立つ日本地図には、全国の駅弁のラベルが貼られている。設定の大渋滞状態の癖が強すぎる星が、“チームネメシス”のメンバーとして参加する。

星は、風真とは昔からの顔なじみだが、星は風真のことを完全に信用していないようで、初見のアンナに対して、「信用できない。なんか面白いことやって」と信用のポイントは面白いかどうかという、これまた謎のルールだが、懸命に星を笑わせようとするアンナの姿は必見だ。第2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し、まるで未来のネコ型ロボットのような活躍をする。

今回、美術部・装飾部の並々ならぬ気合が入った星の仕事場のセットを初めて見た入江監督は、感動の色が隠せず、「ここまで作り込まれたセットに入ると、おのずと俳優たちの演じる気持ちも変わる」と興奮気味。そして、企画・プロデューサーの北島直明氏は「あまりの細かな飾り込みとクオリティーに驚いて、“これ、テレビドラマだけど予算超えてないよね?”と思わず口走ってしまいました(笑)」と述懐。当然、出演者たちもこのセットには舌を巻く。星とともに、こりにこった緻密なセットにも注目だ。

“アニキ”と慕う櫻井とは初共演となる上田。「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターのかわいらしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と、広瀬と櫻井の探偵コンビの相性のよさを伝える。

そして「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白いので、早くオンエアで完成版を見たいなと感じました。星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、さまざまなパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物すごい執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と役作りを明かし、「僕のいるセットもすごく手がこんでいて細かいところも作り上げてくださって、とてもかっこいいし、ドラマの域をこえていて心血注いだことが100%伝わってきます。そんな細部まで楽しんでもらえたらって思います。星くんは職人気質で人嫌いだからずっと地下にこもって作業しているけど、これから彼がどうなるのか、僕自身も楽しみです!」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社