在宅勤務のはずが…私的な旅行 横浜地検、30代の男性検察事務官を戒告「軽率だった」

横浜地検

 在宅勤務日に私的な旅行をして無断欠勤したとして、横浜地検は30日、30代の男性検察事務官を戒告の懲戒処分にしたと発表した。事務官は無断欠勤を認め、「軽率なことをした」と話しているという。

 地検によると、無断欠勤したのは2月16日。前日に在宅勤務を申請し、所属長が了承していた。16日に同僚職員に「あす出勤できない可能性がある。仕事の一部を引き受けてほしい」と連絡したことで発覚した。

 安藤浄人次席検事は「無断欠勤は大変遺憾。今後このような事案が発生しないよう、職員への指導を徹底していく」と話した。

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