あいみょんの新曲「愛を知るまでは」が「コントが始まる」の主題歌に決定

あいみょんの新曲「愛を知るまでは」が、日本テレビ系で4月17日スタートの連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10:00)の主題歌に決定した。

菅田将暉が主演を務める本作は、「あのころ」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う、その生きざまを描いた、金子茂樹氏脚本による青春群像劇。

菅田のほか、この世代を代表する有村架純、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音という豪華なキャスト陣が集結。高岩春斗(菅田)、朝吹瞬太(神木)、美濃輪潤平(仲野)は、売れないお笑い芸人のトリオ・マクベスを組んでおり、そんな芸人の3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレス・中浜里穂子を有村、その妹・つむぎを古川が演じる。

主題歌を担当したあいみょんは「私は過去のデモ曲を寝る前に聴く習慣があり、台本をいただいて、何曲か作ってみる日々の中、メジャーデビューして1年目。2017年。一番はい上がりたかった時に作っていた『愛を知るまでは』のデモをあらためてふと聴き直していると、『あー、この気持ちなんかもしれへん』と肩の力が抜けました。自ら導いた世界はそう簡単ではなくて、読めない譜面を部屋に投げつけたこともあったし、こんなはずじゃなかったと思うことだらけで、悔しかった。そんな記憶が、ドラマと楽曲と、きっと何か重なるものがあるんじゃないかと、私の中で確信に変わりました」と制作過程での心境を明かす。

そして「同世代の役者の皆さんが勢ぞろいする中、私も同じ世代としてこの作品に参加できることができでうれしいです。私は私の人生をこのドラマにぶつけてみたいと思ったし、5人の仲間になりたいと思いました」と語る。

菅田は「最高です! 曲を聴いた時、この青春群像劇にまた1人仲間が加わったような喜びがありました。登場人物の背中を押すでも支えるでもなく、一緒に泣きながら走って最後に笑い合ってくれるような、そんな温かさがあって、こんな心強い主題歌はありません。感謝です。最後まで駆け抜けようと、勇気をもらいました。戦っている人すべてに刺さる応援歌だと思います」と楽曲から大きな力を得ていることを伝える。

番組を手掛ける福井雄太プロデューサーは「大変幸せなことに、一足早くドラマ主題歌となるこの楽曲を聴かせていただきました。勝手ながら初めに感じさせていただいたことは『あぁ、なんて心強くすてきな味方』がもう1人できたのだろう、という思いでした。何か少しつらいことがあった時、何か独りを感じてしまう時、何かうつむくことがあった時、その時に偉大なる小さな一歩を踏み出せる活力をもらえるような作品になれば、という願いをもって作品と向き合っていた時に今回の楽曲を聴き、すごくすごく背中を押してもらったような気持ちになりました。曲を聴いているといつの間にか自分の心の一番柔らかいところを包んでくれているような感覚になり、今までもあいみょんさんのたくさんの楽曲に勇気づけられてきましたが、本当にスッと心を潤して温めてくれ、今を生きるあらゆる人々の『味方』になってくれるアーティストさんなんだと勝手ながら感じさせていただきました」と熱弁。

そして、「だからこそ、この世界でもがき闘う作品の中の登場人物たちの人生にとっても、ふとしたところで『味方』になってくれ、さらにはいつの間にか背中まで押してくれるような、そんなもう1人の登場人物とも呼べるような偉大なパワーをお借りすることができたと感じております。今、時代が一番聴きたい曲だと思います。この楽曲に大きく影響をいただきながら作品を紡いでいけたら幸せに思います」と語っている。

「愛を知るまでは」は、4月17日のドラマ初回放送で初めて音源が解禁。既に配信シングルとしてリリースされている「桜が降る夜は」との両A面シングルで5月26日にCDリリースも決定している。なお、5月7日からはCD発売に先駆け、先行配信される。

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