発注元の厚労省に調査要請

SEの過労自殺で遺族

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 東芝子会社の社員でシステムエンジニア(SE)の安部真生さん=当時(30)=が過労自殺で労災認定された問題を巡り、遺族が31日、東京・霞が関の厚生労働省を訪れた。安部さんは亡くなる直前、厚労省発注の介護関連システム開発を担当し多忙を極めており、遺族は調査と再発防止を求めた。

 厚労省への要請後、東京都内で記者会見した父晋弘さん=長野県駒ケ根市=は「これを機に官として適切な業務委託の仕方を考えてほしい」と訴えた。晋弘さんが納期の設定やトラブルの対応に問題がなかったか調べるよう求めたのに対し、厚労省は調査中のため後日、文書で回答すると説明したという。