水頭症発症に関わる遺伝子を発見

九大教授、治療開発に期待

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 脳室内に脳脊髄液が過剰にたまり脳が圧迫される水頭症の発症に関わる遺伝子を、九州大の太田訓正教授(幹細胞生物学)らが突き止め、4月1日付の米医学誌電子版に発表した。

 高齢者に多い「特発性正常圧水頭症」は尿失禁や足元がふらつく歩行障害などをもたらす。発症要因が不明で、高齢化社会を迎えて患者の増加も懸念されていたが、今回の研究が治療法の開発につながる可能性があると期待される。

 太田教授は「今回の研究成果を基に、発症メカニズムの解明と新たな治療薬の開発が期待される」と話した。