【マイアミOP】大坂が準々決勝敗退 サーブ不調で連勝は「23」でストップ

ミスを連発した大坂(ロイター=USA TODAY)

【フロリダ州マイアミ31日(日本時間1日)発】テニスのマイアミオープン女子シングルス準々決勝で世界ランキング2位の大坂なおみ(23=日清食品)は、世界25位のマリア・サカリ(25=ギリシャ)に0―6、4―6で敗れた。昨年8月からの連勝(棄権を除く)は「23」で止まった。

第1セット第1ゲーム、ファーストサーブが入らず、いきなりブレークを許した。サーブの精度が悪いことで自身のリズムを崩し、その後はミスを連発。まさかのラブゲームでこのセットを落とした。第2セットは序盤に3ゲーム連取し、4―1とリードするも、そこから5ゲーム連続で落とし、敗退した。

大坂のファーストサーブの成功率は41%。さらに威力の弱まるセカンドサーブは強烈なリターンで返されるなど、自身最大の武器であるサーブの不調が敗因といえるが、さらに主導権が握れない焦りからミスを連発するなど、悪循環に陥った。2月の全豪オープンに続く大会制覇が期待されたが、無念の敗退となった。

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