年下男性との恋にのめり込む女性教師描く ベストセラー恋愛小説の映画化「シンプルな情熱」7月公開決定

フランスのベストセラー恋愛小説の映画化作「シンプルな情熱」が、7月2日より劇場公開されることが決まった。

「シンプルな情熱」は、フランスの権威ある数々の文学賞に輝く作家アニー・エルノーが、1991年に発表した小説を原作とした作品。原作は、エルノー自身の実体験が赤裸々につづられ、大きな反響を呼んだ。パリの大学で文学を教える教師のエレーヌが、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドルと恋に落ち、昼下がりに自宅やホテルで逢瀬を重ね、恋にのめり込んでゆく姿が描かれている。

アレクサンドルを演じるのは、19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれた2年後に、人気絶頂の中で突如として退団したダンサーであるセルゲイ・ポルーニン。エレーヌはレティシア・ドッシュが演じている。監督は長編劇映画デビュー作と第2作で続けてカンヌ国際映画祭監督週間に選出されたダニエル・アービッドが務め、本作でも2020年カンヌ国際映画祭に公式選出された。

【作品情報】
シンプルな情熱
2021年7月2日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
配給:セテラ・インターナショナル
©2019 L.FP. Les Films Pelléas – Auvergne - Rhône-Alpes Cinéma - Versus production
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