感染対策の中 社会へ一歩 県内企業で入社式

十八親和銀は初

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合併後初の入行式に臨む十八親和銀行の新入行員=長崎市元船町、平安閣サンプリエール

 新年度を迎えた1日、長崎県内企業で入行式や入社式があった。新型コロナウイルス禍の収束が見通せない中、各社は時間短縮やオンライン活用など対策を取りながら実施。新入社員は引き締まった表情で、社会人としての一歩を踏みだした。
 昨年10月発足した十八親和銀行(長崎市)には86人が入行。同市内で開いた初の入行式は感染対策で15分ほどに短縮した。森拓二郎頭取は「変化をチャンスと捉え、失敗を恐れず積極的にチャレンジを」とあいさつ。新入行員を代表し、近藤光太郎さん(22)と村川うぶさん(22)が「新銀行1期生としての気持ちを忘れず、地域社会の発展のために貢献する誇りと自覚を持ち、信頼される行員になる」と誓いの言葉を述べた。
 事務機器販売やホテル業などを手掛ける九州教具(大村市)は、入社式の様子を社員向けにライブ配信した。船橋修一社長は5人の新入社員に対し「変えていくべき所はちゅうちょせず発言、行動してもらいたい」と激励。ホテルクオーレ長崎駅前に配属される石橋邦孝さん(20)は「会社全体に貢献できる社員になりたい」と意気込んだ。
 無線通信機器の開発製造を手掛ける九州テン(本店・佐世保市)には13人が入社。間嶋力彦社長は「日々何に向き合っていくか考えてほしい」とあいさつ。新入社員を代表し、清永啓太さん(18)が「1日でも早く一人前の社員として会社のお役に立てるよう精進していく」と決意を述べた。
 県中小企業家同友会(金井政春代表理事)は、合同入社式をオンラインで開き、14社の39人が参加。金井代表理事が「困難があっても日々精進を」とあいさつし、新入社員が一人ずつ決意を述べた。エス・ケイ・フーズ(長崎市)唯一の新入社員、小島美月さん(22)は取材に「みんなが同期のようでうれしい」と話した。

新入社員を代表し、決意を述べる清永さん(中央)=佐世保市小佐々町、九州テン