コロナ禍の入社式 新社会人が活躍誓う

2021年度が始まりました。東京都内でも企業や官公庁で入社式・入庁式が行われ、多くの若者が新たに社会人の仲間入りをしました。

新型コロナウイルスの感染が広がる中の新年度、新たなスタートとなりましたが、東京・渋谷区の企業では前年は完全リモートで行った入社式を今年は感染対策を徹底し、新入社員と役員のみが参加した対面式で行いました。その他の社員はリモートで映像をつなぎ、自宅や別室で式に参加しました。新入社員は新たなる一歩への期待と抱負を語りました。

一方、東京都は新たな職員を迎える「入都式」を2年ぶりに開きました。今回は感染症対策のために代表者4人だけが出席し、他の新入職員はリモートで参加する異例の式となりました。東京都の小池知事は「リアルとバーチャルを組み合わせた都式の開催になった」「新型コロナとの闘いという未曽有の難局に直面しているがチーム一丸となって乗り越え、成長と成熟が両立した明るい未来の東京を切り開いていこう」と祝辞を述べました。今年の東京都の新入職員は1691人で、リモート学習を交えた職員研修を行っていく方針です。

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