【柔道】阿部一二三が1年ぶりの国際大会で優勝 東京五輪金へ一歩前進

阿部一二三

柔道のグランドスラム・アンタルヤ大会(1日、トルコ)で、男子66キロ級の阿部一二三(23=パーク24)が優勝した。

昨年12月に丸山城志郎(27=ミキハウス)との厳しい代表決定戦を制し、東京五輪代表をつかんだ阿部は、それ以来の実戦。国際大会は昨年2月以来だった。

決勝ではアルベルト・ガイテロマルティン(24=スペイン)に延長の末、優勢勝ちした。

妹で東京五輪女子52キロ級代表の阿部詩(20=日体大)は3月、1年1か月ぶりの実戦となるグランドスラム・タシケント大会で優勝しており、きょうだいでの東京五輪金メダル獲得が現実味を帯びてきた。

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