高松市に「専門職短大」が開学 観光分野の即戦力を育成

高松市に短期大学と専門学校の特徴を併せ持つ専門職短期大学が4月に開学しました。「観光分野」で即戦力となる人材の育成を目指します。

校舎は「高松テルサの跡地」を活用

高松市屋島西町に開学したのは学校法人穴吹学園が運営する「せとうち観光専門職短期大学」です。校舎は「高松テルサの跡地」を活用しています。

入学式の様子

全国で初めての「観光分野」に特化した専門職短期大学ですが、80人の募集定員に対して新入生は16人でした。半数が香川県からの進学です。

記者リポート

(記者リポート)
「この学校一番の特徴は、授業の3分の1以上が実習や実技ということです」

学生たちは3年間で一般常識などの「基礎科目」に加え、観光に関する「職業専門科目」で理論や技能を学びます。

新入生[香川から]/高橋廉さん

(新入生[香川から]/高橋廉さん)
「僕が卒業するころ、きっとコロナも収束しているだろうと思い、そのころには観光業の人材がもしかすると不足しているのではないか思い」

新入生[香川から]/川西葉月さん

(新入生[香川から]/川西葉月さん)
「一番楽しみにしているのが、臨地実務実習なので、人との関わり方や、おもてなしの心をたくさん学んで、将来に生かしていきたいです」

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