〈新型コロナ〉岡山県 1週間で発表した新規感染者のうち約7割が変異型の疑い 警戒ステージを引き上げ

7割に変異型の疑いです。
岡山県の伊原木知事は新型コロナウイルスの変異型が県内で増えつつある可能性について警戒感を示し、警戒レベルを1段階引き上げました。

岡山県/伊原木隆太 知事

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「広がりやすい、うつりやすい変異株が岡山県でも主になっている」

新型コロナウイルス感染症対策本部会議(岡山県庁)

岡山県は3月31日までの1週間で発表した新型コロナ感染者58人のうち、約7割に当たる41人に変異型に感染した疑いがあると発表しました。

岡山県は警戒ステージを1から2へ引き上げ

県は感染状況の深刻さを示す警戒ステージを1から2へと引き上げました。今後、全ての感染経路について変異型ウイルスの検査を行うということです。

また、伊原木知事は4月5日からまん延防止等重点措置が適用される兵庫県などへの不要不急の往来を控えるよう、県民に呼び掛けました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「70パーセントっていうのは、警戒度を上げるに十分な水準だと思っています。とにかく第4波にしないために今できることを、県民がすべきだと思っています」

岡山県庁

県は2日、既に陽性が確認されていた2人の検体から変異型ウイルスが確認されたと発表しました。

また自治体の発表によりますと、岡山県では2日、新たに18人の新型コロナウイルス感染が明らかになりました。

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