任期満了にともなう秋田県知事選挙（3月18日告示、4月4日投開票）に、無所属で新人の相場未来子氏（50）が立候補しています。相場氏は共産党の推薦を受けています。
なお、秋田県知事選には届け出順に新人の山本久博氏（70）、新人の村岡敏英氏（60）、公明党が推薦し自民党県連と社民党が推す現職の佐竹敬久氏（73）、共産が推薦する相場未来子氏（50）の無所属4名が立候補しています。
流通経済大学卒、新日本婦人の会秋田県本部で事務局長などを務める
相場氏は1970年秋田県能代市出身で流通経済大学を卒業。1997年から2019年まで新日本婦人の会秋田県本部常任委員を、2001年から2019年まで秋田県本部事務局長と中央委員を務めました。現在は県本部委員、共産党県委員会委員を務めています。
相場氏が掲げる政策とは
相場氏は自身のウェブサイトで以下の政策を「秋田の未来をつくる未来の会」の政策として公表しています。
１．コロナ感染症のり越える医療・福祉の充実強化を
地域医療構想の見直し、十分な医療供給体制の構築、感染集積地での無料PCR検査、自主的希望者のPCR検査料を県が補助、医療機関への支援金、など
２．平和で自然豊かな教育と子育てを
国に核兵器禁止条約批准を求める、20人学級の実施を目指す、義務教育完全無料化のための就学援助費の支給額・種目の平準化と充実改善を図る、など
３．持続可能な農林水産業へ
農水部に国際家族農業年を具体的に施行するための担当室を設置、家族農業支援の強化、秋田県独自の種子条例の制定、など
４．笑顔いっぱいの職場に
全国一律最低賃金制度の実現を図り、若者の県内定着を促進、非正規労働・長時間労働・低賃金の解消のための非正規から正社員にする奨励金制度の創設、など
５．いっさいの差別なく、喜びあふれる秋田県に
女性幹部を積極的に登用、副知事の一人は女性にする、男女平等賃金を促進、ジェンダー平等課の設置、など
６．安心、安全、住みよい秋田県に
大規模洋上風力は中止し地域に根差した再生エネルギーの創出を目指す、鳥海ダム・成瀬ダム建設を中止し洪水対策を計画的に進める、など
７．人口減を抑え、力強い秋田に
県有地の外、空き家・空き地の登録制度で管理、無償貸与で移住促進、移住者支援を行う、新スタジアム建設計画は中止し県立スポーツ公園サッカー場を整備、など
