3連敗のソフトバンク…チーム打率2割1分1厘 工藤監督「どう打開するか考えてもらわないと」

ベンチで戦況を見つめるソフトバンク・工藤監督(右)。左は小久保ヘッド

ソフトバンクが2日の西武戦(ペイペイ)に2―6で敗戦。3連敗を喫した。

天敵・高橋光を打線が打ちあぐねた。8回までを4安打に抑えられた。2四球を足掛かりに4番・グラシアルの適時二塁打で2点を返したのみだった。これで2019年5月14日から高橋に対して7連敗となった。

試合後の工藤監督は「やられたらやり返すのがこの世界。やられっぱなしは良くない」。

その上で「今日のピッチャーは特にそうですけど、立ち上がり、2回が落ち着いてなくて良くない時なので。そういうときに仕掛けていかないと、ああやってうまくピッチングの中で強弱をつけられて抑えられてしまう」と言及した。

開幕4連勝の後に3連敗となった。打線がチーム打率2割1分1厘と振るわない。指揮官は「まだ貯金が一つと思うのか、一つになってしまったと思うのか。選手、コーチを含めて、打てていないという現状の中でどう打開するかを考えてもらわないといけない。ズルズルいきだしてから考えては、選手もなかなか対応するのは難しい」と話した。

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