西川貴教&霜降り明星が「オトラクション」でゴールデンタイム初MCに気合十分!

西川貴教と霜降り明星(せいや、粗品)がMCを務め、TBS系で4月13日スタートする音感バラエティー「オトラクション」(火曜午後7:00)。2度の特番に続き、レギュラー放送でもMCとしてタッグを組む2組が、意気込みなどを語った。

同番組は、現在アーケードゲーム界を席巻する「音ゲー」をアトラクション化したバラエティー。初回放送では「着飾る恋には理由があって」(4月20日スタート 火曜午後10:00)チームとして、主演の川口春奈と向井理、山下美月(乃木坂46)、高橋文哉、赤ペン瀧川が、Snow Manチームとして岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介が参戦。MCと、サンシャイン池崎、髙橋ひかる、ロイによる「オトラクション」チームも加わり、各チーム代表者2人がオノマトペカーに乗り、擬音語・擬態語をリズムに合わせて言い当てる「オノマトペサーキット」や、途中から無音状態になるカラオケで、自分の感覚でリズムを刻み正しいタイミングで課題部分を歌えるかを競う「ピッタシンガー」など、サウンド、メロディー、リズムといった「音」をテーマにしたデジタル・アトラクションで対決する。

ゴールデンタイムでのMCは、初となる3人。西川は「いろいろなことをさせていただく機会が多いのですが、バラエティーで、ゴールデンの時間帯の司会で緊張していますし、霜降り明星とできてうれしいです。まだちょっと信じられていません(笑)。まだだまされているんちゃうか、と思っているんですが…。長く続けられるように頑張っていきたいです」と語る。

粗品は「(2018年の)『M-1グランプリ』で優勝した後に、インタビューや番組で『次の目標なんですか?』と聞かれた時に、『ゴールデンで番組をやりたいです』と答えていたんですが、それがかなって、めちゃくちゃうれしいです。『M-1』の優勝を目指していた1年間が思い出深くて、かなりストイックにお笑いをやっていたんですが、その時の気持ちを思い出して、燃えています!」と気合十分。

「僕ら全然ひよっこなんですけど、この時間帯で、この位置でやらせていただけるのは、西川さんのおかげ。西川さんの看板に僕らもくっつけていただいて、すごい時間帯ですからね」と西川に感謝するせいやは、「初めてお子さんに向けて、霜降り明星が認知されるチャンス。ファミリー層にアピールしていきたいです!」と目標を掲げ、「個人的には西川さんと仲良くなって、琵琶湖でのバーベキューに呼んでいただけるように頑張りたいですね」と笑った。

番組で初タッグMCとなったお互いの印象について、西川が「視聴者の方から、『バラエティーに出てるところをよく見ます』って言われますが、実はそんなに出ているわけじゃないんですよ。そういう意味では、がっつりとバラエティーに出るのは、1年生みたいなものなので、2人が頼もしいです。粗品くんは仕切ってくれるので、せいやと僕は2人でボケ倒して、遊んでいるだけです」と話すと、せいやは「(西川は)僕らが生まれた時からスターだったので、3人でMCの位置にいることに最初は緊張しましたが、何より優しくて、若手に対する圧がいっさいなくて、やりやすい。だから、歌がうまいだけの、芸人の兄さんだと思ってます。歌がうますぎる芸人さん(笑)と一緒なので、収録が楽しいです」と相性の良さを伝えた。

そして、粗品は「西川さんはもちろん面白いですが、こと『音楽』には際立っていて、この番組は『オトラクション』なので、絶対的な存在。僕とせいやだけだと説得力がないけど、西川さんがいることで、メンツが保たれてます」とミュージシャンとしての西川の存在の大きさに言及し、「個人的に好きなのは、各コーナーのタイトルコールを西川さんがするんですが、この時のカメラワークが好み。タイトルコールのファンなんです」と話した。

今後のゲストには、「ミュージシャンの方に来ていただいて、歌声を披露してほしいですね。ブッキングもしていきたいですが、(ミュージシャンに)目を合わせてもらえなくなっちゃうかな(笑)」と積極的な西川に対し、粗品は、西川が主宰するロックフェスでの出張コーナーを提案。お笑い芸人では「あばれる君や、パンサーの尾形(貴弘)さん、サンシャイン池崎さんとか、パワー系、エネルギー系の人が向いていると思います」と述べ、せいやは「GReeeeNさんの初の顔出しとか、ビリー・アイリッシュやジャスティン・ビーバーに来てもらって…」と大物ゲストを呼んで、話題になりたいと色気を出した。

最後に3人は「このメンバーで5年・10年と息の長い番組になれば。(同局の)『東京フレンドパーク』みたいに『名物番組』と呼ばれる番組になれるように頑張りたい」(西川)、「俳優さんや普段バラエティーに出演しない方に、『あの番組に出たい』と言ってもらえるような番組にしたい。家族でテレビをザッピングしていた時に『これ、面白そうやん!』って思ってもらえる番組だと思うので、ご家族で楽しんでもらいたいです」(粗品)、「ハロウィンの時期には、(東京の)渋谷や(大阪の)難波が、番組の仮装であふれるような、ブームを起こせるように頑張りたい。最初は恥ずかしかった(王様風の)衣装がだんだん恥ずかしくなくなってきました(笑)」(せいや)とそれぞれ目標を掲げ、番組をアピールした。

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