【茨城の難読地名】行方、潮来、鹿行・・・いくつ読めますか?

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は茨城県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

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常陸

(C)一般社団法人茨城県観光物産協会

「ひたち」

かつて「常陸国」(ひたちのくに)が治めていた茨城県。内陸に位置する常陸太田市には深いV字型の渓谷、竜神峡があり、375mもの長さの歩行者専用の大吊橋がかかっています。バンジージャンプが体験できるスリル満点のアクティビティもありますよ。

行方

(C)行方市

「なめがた」

行方市は2005年に麻生町、北浦町、玉造町の3つの町が合併してできました。市名は公募で選ばれ、ヤマトタケルノミコトが水辺と台地の入り組んだ地形を「行細し(なめくわし)」と言ったことに由来します。毎年7月に、ヤマタノオロチに見立てた馬を神輿が追いかける迫力いっぱいのお祭り「馬出し祭り」が行われます。

潮来

(C)茨城県

「いたこ」

茨城県南東部に位置する潮来市は昔から水運の要所として栄えた“水の都”。ろ漕ぎの舟で運河を巡る「十二橋めぐり」が楽しめ、初夏には約500種100万株のあやめが咲き誇る「水郷潮来あやめまつり」が催されます。

五浦

(C)一般社団法人茨城県観光物産協会

「いづら」

北茨城市大津町の地名で、太平洋を望む海沿いの町です。高さ50mの絶壁の景勝地「五浦海岸」があり、その北には、日本の近代美術の礎を築いた岡倉天心が思索するためにつくった「六角堂」があります。岸壁ぎりぎりに建つお堂からは、荒々しい白波が立つ海と波に浸食された岩場が見え、悠久の時の流れを感じさせます。

鹿行

鹿島臨海工業地帯(C)一般社団法人茨城県観光物産協会

「ろっこう」

鹿嶋市、行方市、潮来市、鉾田市、神栖市の5市を含むエリアは、鹿行地域と呼ばれています。「鹿行」の地名は「鹿嶋」の「鹿」と「行方」の「行」の頭文字を取ったもの。鹿嶋市といえば鹿島臨海工業地帯が有名です。闇夜に白銀の光を放ち佇む姿は、眠りを知らない不夜城のごとく。工場夜景のメッカとして知られ、撮影&ドライブスポットとして人気です。

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