糸魚川市長選挙公開討論会 4日午後7時からウェブ配信 米田氏・久保田氏、糸魚川の未来語る 糸魚川JC主催

 「糸魚川市長選挙公開討論会」のウェブ配信が4日午後7時から開始される。同市長選(11日告示、18日投開票)立候補予定者の現職・米田徹氏(72)と新人・久保田郁夫氏(63)が糸魚川の未来について討論。パソコン、スマートフォンなどで視聴できる。

 討論会は糸魚川青年会議所(JC、木島崇善理事長)が主催。一人でも多くの有権者に立候補予定者の主張を聞いてもらい、関心を持った上で政治参加(投票)できる機会になればと企画した。

 新型コロナウイルス感染防止対策のため、録画によるウェブ配信、オンラインのみの公開とした。収録は3月30日午後6時から約1時間、同市寺町2の糸魚川商工会議所2階ホールで実施。2氏が顔をそろえて行われた。

 2氏はまず四つの質問テーマ、自己紹介と立候補を決意した理由、人口減少・少子高齢化への対策、地域活性化への経済対策、新型コロナウイルス感染症対策について交互に回答した。

 続いて、SNSを通じ募集した質問のうち上位2問、子育て支援(出産・育児・医療等)、企業誘致・雇用創出について質疑応答した。最後に、特に訴えたい政策、目指す糸魚川像を述べた。

 収録後に木島理事長は「市民一人一人がまちづくりに当事者意識を持たないといけない。市長候補者の考えを聞くこと自体が、そのことにつながれば」と願い、視聴を呼び掛けた。

 動画サイト「ユーチューブ」の同会議所公式チャンネルから、年内は視聴可能。「糸魚川青年会議所2021」で検索。

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