感染人口比5カ月ぶり全国最多 県内コロナ新規117人 県、病床確保数引き上げ

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 県は3日、新たに10歳未満から90代までの117人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計は9795人。県によると直近1週間の10万人当たりの感染者数は41.27人と、宮城県(39.82人)を抜いて昨年11月5日以来、約5カ月ぶりに全国ワーストとなった。入院患者も増加傾向にあり、県は沖縄本島の病床確保に関する「医療フェーズ」を4から最高段階の5に引き上げ、病床数を増やして感染拡大に備える。

 3日までの1週間で、1日当たりの感染者数が100人を超えたのは3月31日(111人)、4月2日(103人)に次いで3度目。

 3日発表分の居住地別内訳は那覇市33人、沖縄市と中部保健所管内が各13人、浦添市12人、南部保健所管内9人など。既に感染した人との接触が判明しているのは50人で、推定経路は家族19人、友人10人、職場7人、施設3人、飲食2人、調査中9人だった。 3日時点の入院者は259人。これに入院調整中やホテル、自宅での療養者を合わせた「療養者数」は809人で、1月30日以来の800人超となった。

 入院増加を受け、県は3日、沖縄本島の「医療フェーズ」を5に引き上げ、コロナ患者用に確保する病床数を311から408に増やした。ただ、コロナ以外の一般病床(非コロナ)利用率も地域によっては逼迫(ひっぱく)しており、本島中部では100%を超えている(3日時点で100.1%)。県の糸数公保健衛生統括監は「非コロナの運用も厳しいが、なるべく早めに確保してもらうよう各病院と調整している」と説明した。

 米軍関係は嘉手納基地6人、普天間飛行場とキャンプ・ハンセンが各2人、キャンプ・フォスター、キャンプ・シュワブ、その他が各1人の計13人の感染が報告された。累計は1172人。