「平成・令和の未解決事件」史上最大の銀行強盗事件に再現ドラマで肉薄

TBS系では4月11日に、「テレビ史を揺るがせた100の重大ニュース」(午後6:30)の第7弾を放送。今回は「平成・令和の未解決事件」をテーマにおくる。

同番組では、「緊急報道特番の放送時間」「トップニュースの回数」「テレビ欄に登場したニュース」「ニュース速報の回数」「号外が出たニュース」「最も印象に残った記者会見」をテーマにそれぞれ100の重大ニュースを取り上げてきた。今回は事件を見る一つの切り口として、捜査員の数に注目。事件に投入された捜査員の数を集計し、多いものから100の未解決事件を選定。

昭和の未解決事件として多く知られる“3億円事件”。しかし、平成の時代には、その3億円をはるかに上回る現金強奪事件が起きていた。それは、1994年8月5日に発生した、日本の犯罪史上最大の銀行強盗「福徳銀行5億4000万円強奪事件」だ。投入された捜査員の数は延べ13万人にも及ぶ。番組では、関係者への緻密な取材から捜査の舞台裏をドラマ化し、完全再現。事件の実行犯2人が特定されながら、なぜ未解決のまま2002年に時効を迎えたのか。捜査方針をめぐる警察内部の対立や、捜査の混乱を招くこととなった“謎の人物”の正体、5億4000万円の行方など事件の真相を追う。

このほか、警視庁“3大未解決事件”とされる「世田谷一家4人殺害事件」「八王子スーパーナンペイ射殺事件」「柴又・上智大生殺人放火事件」の謎にも迫る。番組の総合司会を恵俊彰、キャスターを膳場貴子、井上貴博アナウンサーが担当。ゲストには、黒柳徹子、尾上松也、澤部佑(ハライチ)、ホラン千秋、朝日奈央、弁護士の菊間千乃氏、元刑事の佐々木成三氏を迎える。

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