“バスク・ダービー”制したのはソシエダ!オジャルサバル決勝PK弾で33季ぶりコパ優勝!

 延期となっていた2019−20シーズンのコパ・デル・レイ決勝が実施され、アスレティック・ビルバオとレアル・ソシエダが激突した。

【コパ・デル・レイ】実現危ぶまれる“バスク・ダービー”のコパ決勝…UEFA、8月までに無観客で強行を示唆

 コロナウイルスのパンデミックにより一時は中止が囁かれていたもの、約1年後の2021年4月に実現した昨シーズン分のコパ決勝。1910年ぶりにファイナルで顔合わせた“バスク・ダービー”は、互いに意地とプライドを懸け一進一退の攻防を繰り広げる。中立地エスタディオ・オリンピコ・セビージャに大雨が降り注ぐ中、両チームとも高い熱を帯びたままスコアレスで試合を折り返す。

【クイズ】2020年20日に現役引退…ビルバオの“伝説の20番”アドゥリスに関する10のこと

 ヒリヒリした状態で後半に入ると、前線に効果的なパスを何度も供給していたソシエダにビッグチャンスが到来する。ポルトゥがディフェンスラインの背後に抜け出し、禁断の移籍を果たしたイニゴ・マルティネスにペナルティエリア内で倒されPKを獲得。キッカーを担当したミケル・オジャルサバルがゴール右に沈め、63分にソシエダが値千金の先制弾を奪取する。結局これが決勝点となり、1-0でダービーを制したソシエダがコパ優勝を達成した。

ソシエダがダービー制しコパ優勝 Photo Fran Santiago

© 株式会社SPOTV JAPAN