釣って・食べて・楽しんで 釣り堀「青龍の郷」が営業開始

ヤマメ釣りを楽しむ家族連れ=松浦市、青龍の郷

 長崎県松浦市上志佐地区の地域住民らが手づくりしたヤマメの養殖場と釣り堀「青龍の郷」が3日、今シーズンの営業を開始した。営業日は10月末までの土、日、祝日(予約のみ)。営業時間は午前9時~午後5時。
 「青龍の郷」は同市志佐町柚木川内免にあり、志佐川の清流を引き込んだいけすでヤマメ約2万匹を養殖。体長20~30センチに育った1~3年魚を釣り、その場で焼いて食べられる体験型の観光施設として2019年7月にオープンした。
 運営は地元住民らでつくる上志佐「青龍の郷」運営委員会(金子庄一郎会長)が担当。19年は修学旅行の体験コースとして人気を呼んだが、20年は新型コロナウイルス感染症で近郊からの家族客中心に。それでも約2千人が来場した。料金はヤマメ釣りは1さお3千円(8匹まで)。バーベキューは1セット千円で、食材の持ち込みもできる。
 営業初日の3日は6組約30人が来場。福岡市から佐賀県伊万里市に帰省中の川原寛子さん(44)は父の辰也さん(76)、子ども2人と訪れた。「来たのは3回目。子どもを差し置いて3匹釣りました」と笑顔で話した。問い合わせは金子会長(電090.9599.7890)。

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