追い上げから優勝を飾ったクアルタラロ「久々の優勝は特別」/MotoGP第2戦ドーハGP決勝トップ3コメント

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 MotoGP第2戦ドーハGPの決勝レースがカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、優勝したファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、2位のヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)、3位のホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)が会見に出席。決勝レースを振り返った。
 

■ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/決勝:優勝

「長いこと優勝していなかったから、(一時後退して)9番手からの勝利は特別だ。レース中盤では、だいたい9番手くらいだった。10コーナーや15コーナーのようなオーバーテイクのポイントではとてもいいフィーリングがあって、そのときに勝てるかもしれないと感じたんだ」

「先週とはまったく違うレースだった。先週はルーキーやアマチュアレーサーのように走っていた。(カタールでの)2レース目は違った。勝てるフィーリングがあったし、前には彼ら二人のライダーがいた」

「(第3戦ポルトガルGPについては)僕たちにとって最も難しいサーキットのひとつだ。
(昨年は)苦戦した。2019年型バイクを走らせて、3位表彰台を獲得したフランコ(・モルビデリ)を除いてね」

「今はバイクのポテンシャルを確認していくよ。今言えるのは、オーバーテイクについては2020年よりもよくなっているということ。限界がどこなのかを把握している。カタールではとても素晴らしいフィーリングがあった。ほかのサーキットではどうなるか確認していくことになるけれどね」

■ヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)/決勝:2位

「スタート前は、どのようにマネジメントするかということを考えていた。ドゥカティはスタートはすごくいい。レースをリードするだろうホルヘのペースが、先週よりもゆっくりであることを期待していた。彼はルーキーだし、きっと緊張もあるからと。でも、僕たちのペースは(先週よりも)速かった」

「僕は満足だよ。ホルヘの後ろでいいフィーリングがあったし、僕をオーバーテイクするライダーもいたし、僕もホルヘに仕掛けようともした。エンジンに感謝だね。また2位を獲得できた。僕としては、先週のように完ぺきなレースだったよ」

「レース終盤にやってくるチャンスのために、コントロールして、エネルギーをキープした。残り数周でファビオがやってきて、僕のフィーリングはとてもよかった。優勝争いをするのにタイヤも悪くなかった。ホルヘをオーバーテイクしようとしたときに、すぐにそうしたかったんだけど、彼の方が少し速かった。オーバーテイクが難しかったね。最終ラップは、がんばってすきをうかがったよ」

「最終ラップでは多くのライダーが僕の後ろにいて、表彰台を失いたくなかったから、前のふたりの後ろを維持していた。そして、15コーナーでホルヘを交わしたんだ。チャンピオンシップをリードできて素晴らしいね。35日前はこういうことになるとは思っていなかったよ。テストでは、ただ自分の仕事に集中するためにそこにいたから。でも、まだコントロールをよくして気持ちよく走るためにも、やることがあるとは思っている。ひとつのサーキットでドゥカティのポテンシャルを使ってこういうやり方でうまくいくのなら、ほかのサーキットでも楽しめるかもしれないね」

「今、とてもうまくいっている。コーヒーブレイクがあってそれを楽しみ、それから仕事ではチームはとてもよく作業してくれている。それに、ドゥカティ。ドゥカティはよく走るバイクをくれる。イタリア語はとても心地いいよ。そんな風にフィーリングがよくてすべてがまとまっているなら、目標はトップ、ということになるね」

■ホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)/決勝:3位

「いいレースだったと思うし、難しかった。18周もレースをリードしていたわけだからね。
でも、よかったと思うよ。先週は苦戦していたけれど、ペースをコントロールできたから。とてもよくなったと思う。タイヤのマネジメントを改善したんだ。とても重要なことだ」

「でもまだ少しスピードをロスしている。ファビオが僕を交わしたけれど、僕は彼を追うのにはもう限界だった。でも、今はプッシュするときだと彼を追いかけようとして、表彰台圏内を維持できた」

「2位は失ってしまったけれど、100パーセント、うれしい。ヨハンを見たとき『ワオ』と思ったよ。彼に挑むことはできなかった。もしそうしていたら、クラッシュしていたかもしれない。彼はチャンピオンシップで勝つ、という役割をチームの中で持っているからね。でも僕としても、インサイドを締めるようにがんばって、表彰台を獲得しようとしたよ。MotoGPクラスで3位を獲得したのは素晴らしいことだ」

「(ポールポジションのグリッド上では)先週よりも緊張していたと思う。ポールポジションにいることは簡単なことじゃない。今後、またポールポジションを獲得したとしても、同じようにナーバスになると思う」

「ライバルのライダーと争うのに、ペースが十分ではないとわかった。周回ごとに、差が詰まっていった。だから、ペースを維持して、うまくマッチさせてそれほど攻めないようにした。1分55秒1、1分55秒2、1分55秒4とペースがよかったから、それでトップを走っていられたんだ。ナーバスになっていることをうまくコントロールできなかったのに、素晴らしいレースをしたと思う」