6日(火)朝 東京は10日ぶりに気温ひと桁か 今週は北日本中心に寒の戻り

5日(月)昼過ぎと夜の天気分布予想

 5日(月)午後は東日本や東北の一部で雨の降る所があるが、全国的に天気は回復傾向で北海道や西日本は晴れる所が多い見込み。ただ、きのう4日(日)に比べて、気温の下がる地域が多くなりそうだ。

今夜は空気冷える

6日(火)の予想最低気温

 このあと晴れる地域でも、冷たい空気が流れ込む影響で、気温はそれほど上がらない見込み。先週、当たり前のように20℃を超えていた関東でも、上着が必要なくらいの状態が続き、今夜以降は空気が冷たくなってきそうだ。

 あす6日(火)朝の気温は全国的にけさより低く、北日本は氷点下の所がある見込み。東・西日本でも内陸は霜のおりる所があり、東京都心でも10日ぶりに10℃を下回りそうだ。6日(火)日中も、20℃を超えるのは西日本の一部だけで、東日本は15℃~18℃の範囲におさまる見通し。ただし、このくらいが4月上旬本来の気温といえる。

暖かさ控えめ 北日本は雪の所も

週間天気予報

 7日(水)以降も、太平洋側を中心に晴れる日が多くなるが、最高気温は平年並みの所が多く、東京は18℃くらいとなる見込み。なお、全国的に週の後半にかけても、朝晩は内陸を中心に冷え込みそうだ。

 北陸から北の日本海側は、7日(水)午後から9日(金)ごろまで、前線の通過や上空の寒気の影響を受ける見通し。この方面は北日本を中心に、晴れたかと思えば急に空が暗くなり、ザっと通り雨があるような変わりやすい空模様となりそうだ。また、気温が低い北日本は、平地でも雪の降る所がある見込み。

 

(気象予報士・高橋和也)

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