【パラ陸上】増田明美氏が知的障がい者陸連の会長に就任「お友達のような関係でいたい」

増田明美氏

日本知的障がい者陸上競技連盟は5日までに、1984年ロサンゼルス五輪女子マラソン日本代表の増田明美氏(57)が4月1日付で会長に就任したと明らかにした。

増田氏は公式ホームページ上で「この度、井上明浩さんからバトンを受けて、日本知的障がい者陸上競技連盟の会長に就任しました、増田明美です。選手の皆さんの中には、パラ陸上の日本選手権などで会っている人がいるかもしれませんね。皆さんとは、お姉さんのような(お母さんじゃないわよ)、お友達のような関係でいたいと思います。会った時に、今はマスクしながらも、たくさんお喋りしましょうね」とコメントした。

その上で「陸上競技を通して皆さんが成長し、心豊かな日常を送っていくことを応援しています。そして今年は夏に東京パラリンピックという、素晴らしい舞台が控えています。練習よりも本番に強い人もいるでしょう。多くの人から注目される晴れの舞台で、最高の笑顔を見せてくださいね」とメッセージを送った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社