フェラーリのGT開発パートナー、ミケロットに代わってオレカが担当か

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 フェラーリのGTカー開発パートナーは現在、イタリアの老舗企業であるミケロットが務めているが、これに代わってフランスのオレカが役割を引き継ぐ可能性が出てきた。

 フランスのモータースポーツ情報サイト『Endurance-Info』によると、パドヴァに本拠を置き家族経営で何十年にもわたって“跳ね馬”のGTカーの製作、準備、テクニカルサポートを行ってきたミケロット社が、オレカによってその契約を奪われようとしているという。

 現在、フェラーリの主要GTカーである『488 GTE』と『488 GT3』を管理しているミケロットは、1970年代からイタリアのメーカーとの密接な関係を築いてきた。

 一方、フランスのオレカ社は近年のLMP2カテゴリーで寡占状態を作るなどプロトタイプでの成功で知られているが、1990年代後半にはダッジ・バイパーGTS-R、2000年代半ばには第2世代のサリーンS7-Rの製作と開発を担うなど、GTカーレースにおいても豊富な経験を有している。

 また、ユーグ・ド・ショーナック氏が運営する組織はフランス、ポール・リカール・サーキット近くの本部に加えて、マニクールにもレースカーの設計から製造まで一貫して行える拠点を構えている利点を持つ。

 なお、Endurance-Infoの取材に対し、オレカの担当者はコメントを控えた。

 仮に契約が承認されたとしても、2023年のWEC世界耐久選手権でデビューを予定しているフェラーリのLMHル・マン・ハイパーカー・プログラムに、オレカが必ずしも関与するとは考えられていない。

チーム・オレカの55号車サリーンS7-R 2007ル・マン・シリーズ第1戦モンツァ1000km
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