橋田寿賀子さんが死去

「おしん」の脚本家、95歳

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インタビューに答える橋田寿賀子さん=2019年11月、静岡県熱海市

 「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など人気テレビドラマを手掛けた脚本家の橋田寿賀子さんが4日午前、急性リンパ腫のため静岡県熱海市の自宅で死去した。95歳。ソウル生まれ。故人の遺志により葬儀・告別式は行わない。

 日本女子大、早稲田大に学び、松竹脚本部を経てフリーに。石井ふく子プロデューサーと出会ってTBS系「ただいま11人」で地歩を固め、NHK「となりの芝生」をはじめ辛口のホームドラマで主婦層に支持された。

 せりふを重視し「セックスや殺人より、日常の問題をきちんと書く」という姿勢で庶民の本音を探り、視聴者の共感を得る一方、歯に衣着せぬ発言でも知られた。

NHK連続テレビ小説「おしん」で、おしんを演じる小林綾子さん(手前)、田中裕子さん(後列中央)、乙羽信子さん(同右)と写真に納まる橋田寿賀子さん=1982年10月、東京・渋谷のNHK
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」プロデューサーの石井ふく子さん(左)と写真に納まる橋田寿賀子さん=2018年8月、東京都港区