ゴルフの松山英樹(29=LEXUS)が先週の「バレロ・テキサスオープン」最終日のラウンド中にヒアリにかまれていた。米「ゴルフ・ウイーク」が伝えている。
〝事件〟が起きたのは8番パー5だった。残り35ヤードからのアプローチを2・5メートルのバーディーチャンスに付けた松山は、その直後に跳びはねるようなしぐさをする。
原因は、このショットの際にヒアリの群れの上に立ってしまったため。「ゴルフ・ウイーク」は「ヒアリにかまれた松山は、8番のグリーンサイドでズボンの裾や靴下のヒアリを払った」の記事とともに、靴を脱いでアリを払う画像が掲載されている。
このハプニングの後、バーディーパットを外し、9、10番で連続ボギーを叩いた松山は71(パー72)でホールアウト。順位を26位から30位に下げて大会を終えた。
松山は2013年には、虫に顔を刺されて頬のあたりを大きく腫らし、16年の「全米オープン」でも虫に刺された腕を腫らせたことがあった。
同年のリオ五輪は、ジカ熱への心配を理由に出場を辞退するなど、虫へのアレルギーに見舞われたことがる。
ヒアリにかまれた場合も、体質によっては腫れやアレルギー反応を示すことがある。8日開幕の「マスターズ」直前に振りかかったアクシデントが、オーガスタでのプレーに影響を及ぼすことのないように願うばかりだ。