49人決意「期待に応える」 長崎県消防学校入校式

入校式で力強く宣誓する立岩さん(手前)=大村市、県消防学校

 長崎県消防学校(大村市森園町)で5日、第79期初任科生の入校式があり、県内8消防局・本部で採用された18~25歳の49人が決意を新たにした。
 入校生は9月まで、ポンプ操法や救助訓練、消防法などの実技や知識を学ぶ。
 式は新型コロナウイルス感染拡大を受け、家族の出席者数を制限。磯本憲壮校長は、新型コロナ禍や熊本地震などの大規模災害に触れ「消防職員に寄せられる期待は大きい。誠意と情熱を持ち、住民に頼りにされる消防士になってほしい」と激励した。
 入校生を代表し、長崎市消防局の立岩大樹さん(25)は「地域住民の期待と信頼に応える消防士となるよう勉学に専念する」と宣誓した。

© 株式会社長崎新聞社