英プロリーグ、初めて「女性が主審を担当」!歴史的ジャッジが話題

イングランドのプロサッカーリーグで、初めて女性の主審が試合開始から終了まで笛を吹くという歴史的な出来事があった。

試合は5日に行われたリーグ・ツー(4部)のハロゲート・タウン対ポート・ヴェイル。

この対戦のジャッジを任されたのは、昨年ウェンブリーで行われた女子FAカップ決勝を裁いた女性主審レベッカ・ウェルチだった。

イングランドのプロリーグでは2010年にエイミー・ファーンという女性が主審を務めたことがあるが、これは本来の主審であったトニー・ベイツが怪我をしたために緊急で笛を吹いたもの。

そのため、レベッカ・ウェルチは事前に任命された正式なレフェリーという意味で「イングランドのプロリーグ初の女性主審」となった。

【動画】レベッカ・ウェルチが裁いたハロゲート・タウン対ポート・ヴェイル。スコアは0-2だった。

先日行われたワールドカップ2022・ヨーロッパ予選では初めて女性レフェリーのステファニー・フラパールがオランダ対ラトビアを裁き、大きな話題になった。

さらにその1日後にはオーストリア対フェロー諸島をウクライナ人主審のカティリナ・モンズルが担当。女性レフェリーの活躍の場が一気に広がっている。

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