【新型コロナ】川崎で28人感染 クラスター病院の1人死亡

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は6日、クラスター(感染者集団)が起きた市中部の病院に入院していた60代男性が死亡したと発表した。新たに感染が確認されたのは10歳未満~80代の男女28人で、19人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計146人、感染者は9228人となった。

 市によると、男性は3月に7人の感染者が出ていた病院に2月から入院。3月6日にせきが出始めたため検査し陽性と判明。今月4日に持病で死亡した。

 新たに確認された感染者は、中等症4人、軽症23人、無症状1人。年代別では20代が10人と最多で、50代5人、30.40.60代が各3人、70代2人、10歳未満と80代が各1人。居住区別では多摩区7人、高津・宮前が各5人、麻生区4人、川崎・中原区と東京都が各2人、幸区1人。

 感染経路が分かっているのは家庭内感染5人、陽性者の接触者4人。経路不明なのは中原区の20代女性会社員ら。

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