【競泳】女子200m個人メドレー2位の大橋悠依 五輪内定に「何とかぎりぎりで」

2位となり、苦笑いを浮かべた大橋

競泳・日本選手権兼東京五輪代表選考会第4日(6日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(25=イトマン東進)が2分9秒67で2位となり、東京五輪を内定させた。

レース後は「前半は狙った通りのレースができた。何とかぎりぎりで代表権とれたのはよかった」と一定の手応えを語った。

しかし全体1位で通過した準決勝では泳ぎの感覚も良く、決勝では自身が持つ日本記録(2分7秒91)を狙っていただけに「100メートルのターンのところでピタッと体が止まってしまった。前半は無理をした部分があった。スピード出すとその分疲労が後半にきてしまう。この1か月くらいの練習量だったり、もう少し疲労を取っていけれたのかなと」と疲労の蓄積で思うような泳ぎができなかったことに悔しさをにじませた。

「練習も考えてやらないといけないし、調整もうまくいってない部分があった。そこが本番で力を出すためのカギになるかなと思う」と課題を見つけ、五輪を見据えた。

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