神奈川県警瀬谷署は6日、死体遺棄の疑いで、無職の女(68)=横浜市瀬谷区阿久和南3丁目、看護師の長女(40)=同市泉区新橋町=の両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は、共謀して2018年5月19日ごろ~20年5月13日ごろ、無職の容疑者の自宅敷地内にある会社事務所に、同容疑者の夫=発見時(70)=の遺体を放置した、としている。
署によると、無職の容疑者は「放置したとの認識はない」との趣旨の供述をし、長女は「間違いない」と容疑を認めているという。
20年5月13日に長女の夫の通報で駆け付けた署員が、事務所のベッドでミイラ化した遺体を発見し、発覚した。
DNA型鑑定で、遺体は無職の容疑者の夫と判明。司法解剖したが、死因は特定できなかった。長女が18年8月に無職の容疑者の夫の行方不明者届を署に出していた。署が詳しい経緯を調べる。