J1横浜Mは6日、ホームでC大阪に1―0で勝利した。途中出場のFWオナイウ阿道(25)が決勝弾を叩き込み、C大阪から約10年ぶりとなる勝ち点3を奪った。
横浜Mは主導権を握りながらも4試合連続で無失点のC大阪を崩せずにいたが、0―0で迎えた後半42分にCKからゴール前の混戦でオナイウがゴールをネットを揺らし、そのまま待望の白星をつかんだ。「ボールがこぼれてきたので、いい反応ができた。枠に飛ばそうという気持ちで蹴りました」と語った。
C大阪にはなかなか勝てず、2011年8月24日以来の勝利。オナイウは「長い間、勝てていないチームで苦手意識じゃないですけど、マイナスのイメージが出てくるんで、意味のある試合になった」と、ようやく〝負の連鎖〟を断ち切れたことを強調した。
オナイウはこの日も途中出場とスタメンに定着できていない。それでも「途中から出た選手がインパクトを残すというのはコーチからも言われていること。スタートじゃなくてもいい準備をし(アンジェ・ポステコグルー監督の)信頼を勝ち取っていきたい」と、さらなるゴール量産を誓っていた。