ウーデゴールのアーセナル完全移籍は〝失敗〟か…リバプール入りが急浮上

レンタル移籍中のアーセナル・MFウーデゴール(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのアーセナルがレンタルで加入したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(22)の完全移籍での獲得に失敗したと、英メディア「90MIN」が伝えている。

〝ノルウェーの神童〟と呼ばれるウーデゴールは、U―24日本代表MF久保建英(19=ヘタフェ)と同じように、スペイン1部レアル・マドリードからレンタル移籍し、現在はアーセナルでプレーしている。

同メディアによると、アーセナルのミケル・アルテタ監督(39)は今オフに完全移籍でウーデゴールの獲得をもくろんでいたものの〝保有権〟を持つRマドリードが移籍金を4000万ポンド(約60億8000万円)に設定したことで「失恋した」と獲得は絶望的になったという。

また、英紙「デーリー・ミラー」は、ウーデゴールは昨季のイングランド王者リバプール入りに関心を示していると報じている。同クラブとユルゲン・クロップ監督(53)とも信頼関係を築いていることに加え、ノルウェー時代に「リバプールはいつも夢のクラブでした」と発言していたことから〝相思相愛〟と伝えている。

同紙は「ウーデゴールはまだRマドリードとの契約が2年があるが、彼らは移籍を容認する構えで放出リストに載っている」と報じており、リバプール入りの可能性が高まっているようだ。

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