東京経済大学が入学式を挙行、新2年生に1年遅れの入学式も

東京経済大学(東京都国分寺市)は、2021年4月1日(木)に2021年度入学式を対面で行った。大学公式サイトには対面で出席できなかった学生に向けて、学長等の式辞・祝辞が掲載され、さらには桜が舞うお祝いページには多くの教職員からのメッセージが届けられている。4月10日(土)には、2020年度入学生(新2年生)を対象に1年遅れの入学式を対面で行う。

正門から続く桜の並木道には、期待に胸を膨らませた新入生の晴れやかな笑顔が所々に見受けられたが例年の賑やかさはない。2021年度入学式は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で対面開催となった。

新入生の多い経済学部と経営学部は午前と午後に分散し、定員数約1800名のアリーナにそれぞれ500名程度の新入生が入場。事前収録された入学式の映像が流れ、対面で学部長が歓迎の辞を述べ、学部ごとのガイダンスが行われた。

当日、大学構内へ入構が許可されたのは新入生のみ。保護者や新入生関係者には13時より入学式のオンデマンド配信が行われた。現在大学公式サイトでは、学長、理事長、学部長のメッセージが動画で公開されているほか、対面で会うことが叶わなかった教職員からは桜の花びらに載せてメッセージが届けられている。

4月10日(土)には、新2年生向けに2020年度入学生「入学式」を行う予定で準備が進んでいる。こちらも午前、午後2回に分けて実施の予定で、学長、理事長が挨拶を行うほか講演会や学部ごとのイベントが行われ、終了後新たに開発した「TKU AR NAVI」を利用して学内の主要施設を自由に見学できる時間を設ける。

新2年生向け入学式の実施に際してアンケートを行ったところ、約1,600名の対象者のうち1,000名程から回答があり、そのうち2/3が出席を希望する結果となった。記述式の項目のなかには感染症を不安視する声や厳しい意見もあったが、入学式を待ち望んでいたという声が多数を占めた。

感染症対策の観点から当日は対象の学生のみ大学構内への入構を可能とし、出席の難しい新2年生をはじめ保護者や関係者に向け、午前午後ともに入学式のライブ配信を実施する。

参考:

【東京経済大学】2021年度入学式を対面分散方式で挙行

新入生へのお祝いメッセージ

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